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引っ込みつかなく?舛添新党、自民は冷ややか(読売新聞)

 自民党参院議員で前厚生労働相の舛添要一氏(61)が21日、「私が党首になるから舛添新党と言うのだと思います」と述べて新党結成を宣言した。

 各種世論調査で「首相にふさわしい人」の上位に選ばれる“人気者”の離党表明。それにもかかわらず自民党内の受け止め方は冷ややかで、「注目を集めすぎて引っ込みがつかなくなったのでは」という皮肉も。一方、鳩山内閣の支持率低下に悩む民主党からは、「他党のことに言及している余裕はない」という声が漏れた。

 舛添氏はこの日夕方、川崎市高津区で開かれた会合に参加すると、自民党支持者ら100人ほどを前に約30分間にわたって講演した。舛添氏は、この中で離党にも新党結成にも一切言及しなかったが、講演後、記者団に囲まれて新党結成を明言した。

 この会合に舛添氏を招いた同党の山際大志郎・前衆院議員(41)は、これまで舛添氏に離党を思いとどまるよう説得していたという。「スター性のある議員がまた党から一人いなくなるのは残念」。山際氏はそう述べた上で「自民党を草の根で支えていこうという党員は大勢いる。私は新党に参加しません」ときっぱりと言い切った。

 東京・永田町の自民党現職議員の反応も冷たかった。

 「離党すると言っていたのは、自分に注目を集めるためと思っていたので、まさか本当に出るとは。あまりにも注目を集めてしまったため、引っ込みがつかなくなったのではないか」と語ったのは、野田聖子・前消費者相(49)。田中和徳衆院議員(61)も「舛添さんの周りは党に残って戦おうという人が多かったので、舛添さんは浮いてしまったのでは」と淡々と話した。

 ただ、与謝野馨・元財務相(71)が新党を結成し、激震に見舞われている同党東京都連所属の国会議員の表情は複雑で、夏の参院選に立候補予定の中川雅治参院議員(63)は「舛添さんは東京でたくさん票を取ってきた人なので影響は大きい。支持者からも、自民は何をごたごたしているんだと言われている」。

 一方、昨年8月の衆院選で初当選した民主党の山尾志桜里議員(35)は「民主党を取り巻く環境は厳しく、正直言って、他党のことをあれこれ言っている余裕も関心もありません」と話した。

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